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DAYDREAM

つまらないことを、つらつらと。

生活保護とパチンコの話。

【単なる理想論、かもしれないけれど】

 

一般的に言って、あと感情的にも、人の金でギャンブルやる人にはなんの肩入れもできない。
一般の労働者が「こっちは苦労して税金払ってるんだ、金返せ」って思うのも道理だ、と思う。

ただ、失業して次が見つからない人や、心身の不調によって働けない人、年金があまりにも少なくて生活保護を余儀なくされている人…
生活保護を受けている人は何もみんながみんな「不正受給」しているわけではない。
止むを得ず福祉の世話になって恐縮し、小さくなって生きている人の方がずっとずっと多い。
「不正受給」の人は徹底して叩き潰していいが、そういった人は全体のごくわずかだ(データ持っているわけではないけど)。

基本的には、生活保護を受けるのって、みじめで、寂しいことだと思う。私は幸いまだセーフティネットにかかるところまではいってないが、悲しそうにその身を憂うおばあさんの話とかなら何人か分聞いたことがある。


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肩身が狭くて、しかも生活に制限があって、なんの楽しみもなく、人との交流も(役所のケースワーカーを除けば)ほとんど無い…
こんな人が、唯一現実を忘れられる場所としてパチンコ屋に行く、というか行かざるを得なくなる気持ちは、想像はできる。
パチンコ屋に行けば、人はいるし、音もジャンジャンなってて寂しくないし、ひょっとしたら自分でも勝てるんじゃないかという「偽りの自己有用感」を持つこともできる。

生活保護受給者の「パチンコ依存」を防ぐには、社会との繋がりを持たせられる仕組みが必要なのではないだろうか?
ただ「パチンコ禁止」だけで済む問題なんだろうか?


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例えば、保護費の一部を食券にして特定の食堂に行けるようにする。そうするといつものおじちゃんとおばちゃんが迎えてくれ、いつもの常連と話ができる…とか。
「誰がその食堂やるのよ?」的な問題はもちろんあるけど。


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それとか、例えば、保護受給者の比較的元気な層で「町の便利屋さん」集団を組織し、電球の取り換えとか草取りとかを請け負ってお金をもらう。
もらった分を保護費から引くなどはせず、ちゃんと働いた人のものにする。

そして、役所から、元気じゃない層の受給者に対して見守りや便利屋さん活動を引き受ける。もちろん役所から謝礼が出る。
なんなら町内会などの雑務を引き受けるのもいいかもしれない。今はボランティアがやっているが、なり手がいない。もちろん謝礼をもらう。

差別や偏見もあるだろうし、実際社会から転落した人の一部には社会性の欠落した人もいるだろう。
だから、障害者雇用における「ジョブコーチ」みたいな支援制度は必要になるかもしれない。
生活保護受給者だって人間で、コミュニケーションもとれて、仲良くなれる存在だと気づけば、差別意識も薄れると思う。差別は、相手に対する無知から生まれることが多い。

一定の金額を超える働きができた受給者に対しては、その経歴を盛り込んだ履歴書を持たせて就労支援を行う。

自分が社会の役に立つことを知った受給者は、うまくすればまた働きに出られるかもしれないし、そうでなくても社会との接点を持ち、孤独に追い込まれずに済む。
元気じゃない受給者も、近所に話し相手ができる。一人ぼっちにならずに済む。


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本当は、社会のお荷物扱いを受けながら施しのお金をもらってパチンコやってたい人なんて、思うほど多くはないと思う。
彼らが食費まで削ってパチンコに行く理由は、孤独と「役に立ってない感」から逃げるための「依存」ではないだろうか。

「パチンコをやる権利」ではなく「社会とつながる権利」を補償すべきなのではないだろうか。

役所は、警察と組んで(これは必須だと思う)不正受給のヤクザとかと闘って、浮かせた分の保護費を使ってそういうところにお金をかけたらどうなんだろう。
結果として労働者に戻れる受給者も出るだろうし、保護費削減に繋がりそうなものだけど。

人手も足りない中、理想でしかないのだろうか。

 

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